男同士の絆读书介绍
类别 | 页数 | 译者 | 网友评分 | 年代 | 出版社 |
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书籍 | 379页 | 2020 | 名古屋大学出版会 |
定价 | 出版日期 | 最近访问 | 访问指数 |
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3990円 | 2020-02-20 … | 2020-12-08 … | 54 |
1985年、イヴ・K・セジウィックの名を広く知らしめ不動のものにしたのが『Between Men』(邦題『男同士の絆―イギリス文学とホモソーシャルな欲望』)である。本書は、フェミニズムからジェンダー論、レズビアン・ゲイ理論が興ってくるちょうど転換期に著され、そのパラダイム転換を象徴する書としてさまざまな分野から注目されてきた。あえて男性同士の関係を問題にした点でフェミニズム論の中で異彩を放っている。女性あるいは同性愛の抑圧機構を告発していくフェミニズムの方法は、逆に女性や同性愛者をマイノリティーの位置に執拗に固定化させてしまうという問題にぶち当たり隘路(あいろ)に陥っていた。そうした状況において、本書が提示した方法論は理論的突破口を開いたといえる。
また、本書の理論が徹底的にイギリス文学を読み解くことで構築されていることも強調すべき点である。文学を丹念に読み解くことで、たとえば従来の家父長制あるいは産業革命以後の近代家族の枠組みで構築された性差の理論からは抜け落ちてしまう階級差の視角が取り込まれている。
本書でとりわけ重要な用語となるのが、男同士のきずなの上に成り立った社会制度を支える「男性のホモソーシャルな欲望」である。男性社会(ホモソーシャル)の裏面にホモセクシュアルが切れ目のない連続体としてありながら、ホモフォビア(同性愛嫌悪)がそれを切断する、というこの図式は有用な方法概念として広く流通していったが、セジウィックはそれをスタティックな公式として提示しようとしたわけでは決してない。シェイクスピアの『ソネット』からはじめ、19世紀中葉までを通時的に見通していくことで、ホモフォビアによる切断の地点を歴史化しようとするのが本書の主要な趣旨である。セジウィックによれば、その切断の地点は18世紀から19世紀に出現したゴシック小説において初めて見いだされる。20世紀以後の展開に関しては、本書の続編として『Epistemology of the Closet』(邦題『クローゼットの認識論』)がすでに用意されている。
セジウィックの文章は読者へのサービス精神に満ちており、理論書にして抜群のおもしろさを保っている。しかしなんといっても、本書の魅力は、実際のイギリス文学を相手にしたときのその手さばきと語り口にある。
ミシェル・フーコー『The History of Sexuality』(邦題『性の歴史1 知への意志』『性の歴史2 快楽の活用』『性の歴史3 自己への配慮』)に連なる必読の書。(木村朗子) --このテキストは、 ペーパーバック 版に関連付けられています。
作者简介伊芙•科索夫斯基•塞吉维克 (1950-2009):
1975年获耶鲁大学文学博士学位,其后一直在美国大学里从事性别和酷儿理论的教学和研究, 是当代与巴特勒齐名的性/性别研究学者。 她的代表作《男人之间》和《衣柜认识论》被学术界和普通读者公认为是该领域具有突破性的作品,也是人文学科领域极其重要的基础读本。 她的作品试图揭示出恐同症如何形成了当代的西方文化,包括当代如何看待性、隐私、家庭和女人。2009年4月12日,塞吉维克病逝于纽约。
郭劼
北京大学英语系文学硕士,美国约翰·霍普金斯大学比较文学博士,现任教于美国南卡罗莱纳大学语言文学文化系比较文学专业。研究兴趣包括性别理论、妇女研究、电影理论及明清文学。
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