歴史家の同時代史的考察について读书介绍
类别 | 页数 | 译者 | 网友评分 | 年代 | 出版社 |
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书籍 | 288页 | 2020 | 岩波書店 |
定价 | 出版日期 | 最近访问 | 访问指数 |
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JPY 5400 | 2020-02-20 … | 2020-11-21 … | 92 |
1983年1刷。
[コメント] 歴史家は同時代史とくに他国の同時代史をいかにして認識できるのだろうか。日本では、なぜ外国史研究がこれほどさかんなのだろうか。日本に固有な西洋史と東洋史という知の制度は、いったいどんな意味を持つものなのだろうか。本書は、中国古代史研究者の増淵龍夫(1916-1983)が、自明と思われている学問体制の根本を問い、学問における主体性を確立するために津田左右吉と内藤湖南の業績の検討を通して、自らの学問的営みの意味を批判的に探ろうと、雑誌『思想』に掲載した論文二編をもとにまとめられた問題提起の書。校正の直後に逝去し、最後の著書となった一冊。
内藤湖南(虎次郎/黒頭尊者/炳卿 1866-1934)秋田に生まれ、秋田師範学校卒業後に上京し。政教社を結成し、明治ナショナリズムの論客として知られた三宅雪嶺(1860-1945)の主催する...
作者简介1983年1刷。
[コメント] 歴史家は同時代史とくに他国の同時代史をいかにして認識できるのだろうか。日本では、なぜ外国史研究がこれほどさかんなのだろうか。日本に固有な西洋史と東洋史という知の制度は、いったいどんな意味を持つものなのだろうか。本書は、中国古代史研究者の増淵龍夫(1916-1983)が、自明と思われている学問体制の根本を問い、学問における主体性を確立するために津田左右吉と内藤湖南の業績の検討を通して、自らの学問的営みの意味を批判的に探ろうと、雑誌『思想』に掲載した論文二編をもとにまとめられた問題提起の書。校正の直後に逝去し、最後の著書となった一冊。
内藤湖南(虎次郎/黒頭尊者/炳卿 1866-1934)秋田に生まれ、秋田師範学校卒業後に上京し。政教社を結成し、明治ナショナリズムの論客として知られた三宅雪嶺(1860-1945)の主催する雑誌『日本人』や『亜細亜』、仏教雑誌『明教新誌』の編集に関わり、やがて「大阪朝日新聞」の論説記者をつとめると、中国内部への経済進出を積極的に主張し、日露戦争の開戦論を展開したジャーナリストとして活動。また1907年には京都帝国大学学長の狩野亨吉に招かれ、退官までの二十年間史学科で東洋史を担当。中国における時代区分論争や白鳥庫吉(1865-1942)との邪馬台国論争など、戦前を代表する東洋史学者として知られる。
津田左右吉(1873-1961)岐阜県に生まれ、東京専門学校を卒業後、白鳥庫吉(1865-1942)を中心とする満鉄満鮮地理歴史調査部で指導を受け、朝鮮史を研究。1918年には早稲田大学教授となるが、『古事記』や『日本書紀』に文献批判(史料批判)を適用した“津田史観”により、著書四冊が発禁処分をうけ、早稲田大教授職から退くが、第二次大戦後の日本で日本古代史研究の第一人者として歴史学の主流となっていった歴史学者。
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