モンゴル帝国と長いその後读书介绍
类别 | 页数 | 译者 | 网友评分 | 年代 | 出版社 |
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书籍 | 374页 | 2020 | 講談社 |
定价 | 出版日期 | 最近访问 | 访问指数 |
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JPY 2415 | 2020-02-20 … | 2020-03-09 … | 32 |
遊牧民がもたらした人類史の画期と、ユーラシア国家の伝統
チンギス家の「血の権威」は、帝国解体後も受け継がれた
チンギス・カンが創始した空前の大帝国、「大モンゴル国」。
その権威と統治システムは、ポスト・モンゴル時代にも各地に継承されていった――。
西欧中心の「知の虚構」を廃し、新たな世界史の地平を開く。
■遊牧民が打ち立てた超広域帝国。「日本発信」の新たな世界史像
13世紀初頭にチンギス・カンが興した「大モンゴル国」は、5代・クビライの頃にはユーラシア全域をゆるやかに統合して、東西の大交流をもたらしました。この大帝国は、従来は「元朝」と呼ばれ、中国史やアジア史の枠でのみ語られがちでした。しかし近年、この大帝国の時代――すなわち「モンゴル時代」を、世界史の重大な画期とみなす考え方が、「日本発信の世界史像」として、内外に広まりつつあります。人類の歴史は、「モンゴル時代」の以前と以後でまったく様相が異なるというのです。
■モンゴル時代とは――「世界史」と「世界地図」が生まれた時代だった!
かつて学校では、――15・16世紀のヨーロッパによる「地理上の発見=大航海時代」から、世界はひとつになり、「世界史」が始まった――こんなふうに教わりませんでしたか? しかし、それに先立つ13・14世紀のモンゴル帝国下で、人類最初の「世界史」と「世界地図」が描かれていました。確実な史料と最新研究をもとに、近代ヨーロッパが覇権を握る以前の「世界の実像」を明らかにします。
■中東、ロシア、ヨーロッパ、そして現在のアフガン。「モンゴル以後」の世界史の見取り図
帝国解体後も、「モンゴルの残影」は20世紀にいたるまで各地に息づいていました。ロシアのイヴァン雷帝も、後のムガル帝国へと続くティムール帝国も、また、大清帝国も、「チンギス家の婿どの」の地位を得ることで、その権威と権力を固めてきたのです。そして今なお混迷のなかにあるアフガニスタンを、「遊牧民とユーラシア国家」の歴史を通してみると、何が見えてくるのでしょうか?
作者简介杉山 正明
1952年静岡県生まれ。京都大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、京都大学大学院文学研究科教授。博士(文学)。1995年、『クビライの挑戦』(朝日新聞社)でサントリー学芸賞。モンゴル時代史研究の功績により、2003年に司馬遼太郎賞、2 006年に紫綬褒章。『モンゴル帝国と大元ウルス』(京都大学学術出版会)で2007年に日本学士院賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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