王の二つの身体读书介绍
类别 | 页数 | 译者 | 网友评分 | 年代 | 出版社 |
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书籍 | 768页 | 2020 | 平凡社 |
定价 | 出版日期 | 最近访问 | 访问指数 |
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2020-02-20 … | 2020-03-03 … | 25 |
有機体論が国王二体論へと移行するためには、時間観念の導入が要請される。王が団体の頭であるにせよ、団体そのものであることは含意しないし、また団体の永遠性を保証はしないからである。団体観念を時間的に構成することで初めて、連綿たる王朝が恒久的な団体として、王がその体現者、不死鳥にも似た単独法人として捉えられ、ここに、個々の王の自然的身体からは独立した、非人格的な政治的身体が秩序の基盤となる近代国家が生まれる。王権の擬制的性格を克明に跡づける著者の筆は、ダンテ『神曲』の分析に至って、処女作に見える理想的支配者への憧憬を漂わせながら、円環を閉じる。
イングランドの政治思想からは、王の二つの身体に関する慣用語をそう簡単に無視し去ることはできない。王それ自体の永遠性と個人としての王の時間性、王の非物質的で不可死の政治的身体と物質的で可死的な自然的身体との区別のように――たとえしばしばまぎらわしくはあっても――明確な区別がなかったとすれば、議会がこれと類似の擬制へと訴えながら、政治的身体としての国王チャールズ一世の名と権威において、自然的身体としての国王チャールズ一世と闘うべく軍隊を招集するようなことは、ほとんど不可能であっただろう。1642年5月27日、貴族院と庶民院の宣言によって、政治的身体としての王は議会の手で議会の内部にとどめられたのに対し、自然的身体としての王は、言ってみれば締め出しを食らったのである。議会の理論的主張は次のようなものであった。
王が正義と国家の保護の源であることは承認されている。しかし、正義と保護の行為は彼自身の人格において遂行されるのではなく、また、彼の欲求に依存するわけでもない。むしろそれは、王の裁判所や大臣たちによって遂行されるのであり、たとえ彼自身の人格において王がこれを禁止したとしても、彼らはこの点に関する自分たちの義務を履行しなければならない。それゆえ、たとえ彼らが、王の意志や個人的な命令に反した裁決を下すことがあっても、これらは王の裁決なのである。議会は裁判所であるのみならず、……王国の公的平和と安全を維持し、このために必要な事柄に関して王の意志を宣言するための……評議会でもある。そして、この点において彼らが行うことには、たとえ国王陛下が……彼自身の人格において当のことに反対し、これを阻止する場合であっても、王の権威が刻印されているのである……。
作者简介恩斯特·H·康托洛维茨(Ernst Hartwing Kantorowicz,1895-1963),德裔美籍犹太人, 20世纪最伟大的中世纪史学家之一,专研中古时代的政治、思想史。他出身犹太富商家庭,一战时曾为德军服役,转战东方。战后彻底弃商从文,游学于德国各大学之间。纳粹上台后,康托洛维茨于1938年流亡到英国。1939年德国入侵波兰前夕,他又由牛津转赴北美,任教于加州大学伯克利分校,后安居普林斯顿高等研究院。虽然一生著作不多,却因学识渊博与富于洞见而广受推崇。主要著作有《弗里德里希二世皇帝传》(Kaiser Friedrich der Zweite,1928)、《国王的两个身体:中世纪政治神学研究》( The King’s Two Bodies: A Study in Medival Political Theology )等。
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