韓国映画史读书介绍
类别 | 页数 | 译者 | 网友评分 | 年代 | 出版社 |
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书籍 | None页 | 2020 | キネマ旬報社 |
定价 | 出版日期 | 最近访问 | 访问指数 |
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4410日币 | 2020-02-20 … | 2020-03-03 … | 25 |
日本で初の本格的な韓国映画史
日本より少し遅れてはじまった韓国の映画史は、日本による植民地時代の弾圧、朝鮮戦争と南北分断、韓国の軍事独裁政権による過酷な検閲と、常に国内外の脅威に翻弄され、苦難の道をたどってきました。1993年には15%にまで低下した自国の映画占有率が2005年には60%にまで上向いたが、今日言われる韓国映画の隆盛は、一朝一夕に達成されたことではありません。民主化の過程で検閲の撤廃を勝ち取り、映画界には優秀な人材が育ちはじめました。そして、分断と独裁の傷を大衆的なストーリーで解き明かしたことが、多くの人々から受け入れられることになりました。また、この100余年の韓国映画史が、ひとつの文化の歴史にとどまらず、日本と密接につながる近代史でもあることが、この本の魅力となっています。
“韓流”は映像を通して韓国の大衆文化を日本の普通の人々に伝え、韓国との交流を促進したことでは大きな役割を果たしたが、その一方で、かなり偏ったものでもありました。それは、韓国映画も“韓流ブーム”のひとつとして捉えられてしまったということです。しかし、製作からポスター・デザインなどの広告表現まで、日本映画の影響を受けながら、韓国映画界は、今日、独自の創造世界を築きあげました。日本映画を研究する韓国の映画研究者の数に比べ、日本の韓国映画研究者の数は多くはありません。今後、映画の世界でも、一層の日韓交流が期待される中で、本書が韓国映画の理解の一助になることを期待します。
作者简介キム ミヒョン
映画振興委員会研究委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
根本 理恵
大阪外国語大学大学院修士課程修了。放送大学客員准教授、東京大学非常勤講師、字幕翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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