日本の詩歌读书介绍
类别 | 页数 | 译者 | 网友评分 | 年代 | 出版社 |
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书籍 | 222页 | 2005 | 岩波書店 |
定价 | 出版日期 | 最近访问 | 访问指数 |
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2005-12-16 … | 2022-08-29 … | 85 |
日本の叙景歌は,偽装された恋歌であったのか.和歌の核心にはいかなる自然観が存在していたのか.詩人の感性と知性が古典詩歌の魅力と独自性を描きだす卓抜な伝統芸術論.仏読書界に強い知的刺激を与えた,コレージュ・ド・フランスでの講義テキスト全5講は,日本の読者にとって極めて示唆に富む詩歌入門.
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大岡信さんの『折々のうた』は限りなく多くの人々に愛されていますが,その大岡さんがかつてコレージュ・ド・フランスで連続講義したことをご存知でしょうか.1994年,95年に計五回にわたって日本の古典詩歌について講義された記録が本書です.大岡氏は「議論好きで合理主義的思考に徹しているフランス人」を絶えず意識しながら講義の準備をしたそうですが,それがきわめて有益だったことを回想されています.日本の古典詩歌について格別の知識を持たないフランスの聴衆を何が何でも話に引きずり込んでやるという大岡氏の強い意欲が,結果として講義をきわめて平明かつ明快で興味深いものにしたようです.
満場の聴衆が最後まで講義を熱心に聴講しました.講義の記録はフランス語でも出版されました.かくして,連続講義はフランス読書界に知的刺激を与えたのです.
本書の最大の美点は,詩人の感性と知性が詩歌の魅力と芸術性を引き出していることです.菅原道真,紀貫之と「勅撰和歌集」,女性歌人,叙景歌,中世歌謡を題材にした内容ですが,日本の読者にとっても極めて示唆的な詩歌入門になっているのです.高校の古文の授業以来,古典詩歌には遠ざかってしまったという方もぜひ本書をお読みください.フランスの聴衆が瞠目した明快な古典詩歌論は,うたの世界へのとても魅惑的なガイドになっています.
岩波現代文庫 文芸97
作者简介大岡 信(おおおか まこと)
詩人.1931年生まれ.53年東京大学文学部卒業.主な詩集に『記憶と現在』『悲歌と祝祷』『春 少女に』『水府』『ぬばたまの夜,天の掃除機迫ってくる』『故郷の水へのメッセージ』.主著に『折々のうた』(正・続・第3~第10・総索引・新1~新8),『大岡信著作集』(全15巻)『日本の古典詩歌』(全6巻)他多数.
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