文明史から見たトルコ革命读书介绍
类别 | 页数 | 译者 | 网友评分 | 年代 | 出版社 |
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书籍 | 312页 | 2020 | みすず書房 |
定价 | 出版日期 | 最近访问 | 访问指数 |
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本体:4,000円 | 2020-03-04 … | 2022-07-21 … | 7 |
約600年存続したイスラム帝国オスマンは、第一次世界大戦での敗北を受け1922年に消滅した。列強の干渉を退ける独立戦争を経た翌年、近代的国民国家として発足したトルコ共和国はイスラムと決別してゆく。この一大革命を主導したケマル・アタテュルクは建国の父として崇められ、「ケマリズム」「アタテュルク主義」というイデオロギーが形成されるまでになった。それは次第に影響力を減じながらも、今もトルコの公式イデオロギーであり続けている。
建国に際してアタテュルクは、科学主義、理性崇拝、世俗主義といった近代西洋の理念を礎として、言語から服装まで徹底的な改革を断行した。本書はそのアタテュルクが、西洋のどのような書物を読み、どのような学説を支持し、どのような影響を受けて自らの建国思想を形成したのかを追究するものであり、これまでにない角度からアタテュルク像を描く。さらに、ヨーロッパ発祥の近代文明史にトルコ革命を位置づけることで、近代西洋に裏から光をあてるという、注目すべき試みにもなっている。徳川幕藩体制から明治の近代国家へと、性急な近代化を成し遂げた日本との、興味深い共通性も浮かび上がってくるだろう。
オスマン帝国近代史研究の第一人者による、現代トルコの起源を知るための必読書。エルドアン現大統領の政策とアタテュルクとの関係を論じた訳者解説を付す。
作者简介M・シュクリュ・ハーニオール(M. Şukru Hanioğlu)
1955年イスタンブルに生まれる。プリンストン大学教授。トルコ歴史協会名誉会員。青年トルコ人運動を中心としたオスマン帝国近代史研究の第一人者で、オスマン及びトルコにおける西洋化と伝統とをめぐる諸問題に関する著述も多い。
英語で書かれた主な著書にThe Youn Turks in Opposition (New York: Oxford University Press, 1995), Preparation for a Revolution: The Young Turks 1902-1908 (New York: Oxford University Press, 2001), A Brief History of the Late Ottoman Empire (Princeton...
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